テナントが決まる貸工場・貸倉庫の条件~⑥柱の数と位置

タープ不動産情報です。
今回もテナントが決まる貸工場・貸倉庫の条件として挙げた
7つのポイントの詳細をお伝えします。今回は「柱の数と位置」です。

建物の柱の位置で用途の幅も大幅に変わる

貸工場・貸倉庫は、“アクティブ空間(どんな用途にでも活用できる
スペース)“をどれだけ多く確保できるかが成功のカギを握ります。
そのような観点から、是非とも十分な注意を払っておきたいのが、
「柱の数と位置」です。具体的には、柱の数は必要最低限で、かつ
貸工場・貸倉庫をアクティブ空間としてフル活用するうえで、邪魔に
ならない場所にある事が望ましいといえます。
たとえば、工場の場合であれば、建物の中央に大きな柱があると
ライン作業が難しくなります。また、倉庫を塾の教室として利用する
ケースがよくありますが、真ん中に柱があるような物件ではそうした
転用も困難になるでしょう。

建築基準法など法令上の問題で、柱を建物の真ん中に置かざるを得ない
こともありますが、そうしたやむを得ない事情がない限り、柱が邪魔な
場所に無いかどうかを十分にチェックするようにしましょう。

貸工場・貸倉庫の中に余計な設備を置かない

柱以外にも、テナントの自由な利用を妨げる可能性のある設備などは
不用意に設けないよう気を付けましょう。
エレベーターにせよ、中二階にせよ、必要なものは、基本的にテナントが
自ら調達し、設置していきます。
反対に、余計な設備があると、テナントが本当に必要とするものを
置くことができなくなってしまうかもしれません。
とりわけ、「プラットホーム」には注意を要します。プラットホームとは、
トラックなど大型車の荷台の高さに合わせて床上げする設備であり、
物流倉庫では作業効率が格段に向上するので、広く活用されています。
しかし、物流倉庫以外では使い道がなく、しかも、一度設置すると撤去
することはほぼ不可能です。つまり、「物流倉庫として使うつもりはない」
というテナントにとっては、“障害物”でしかありません。
そのため、プラットホームがあると、物流業者だけしかテナントとして
入らなくなるおそれがあるので、注意が必要です。

次回は⑦稼働時間についてお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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