タープ不動産情報です。

貸工場・貸倉庫運営でより安定した収益を得るためには
リスク管理をすることが重要になります。リスクを見落として、
その対策がおろそかになれば、大きな損失を被ることに
なりかねません。
とりわけ以下のようなリスク、もしくはリスクが現実化して
引き起こされるトラブルに注意を払うことが必要となるでしょう。

①空室リスク
②滞納リスク
③騒音、振動、臭い等
④用途違いのトラブル
⑤転貸トラブル
⑥原状回復を巡るトラブル

今回より数回にわたり、これらのリスクを軽減するために
事前に講じておくべき予防策や、トラブルが発生した場合の
具体的な解決策についてお話しいたします。

最も注力すべき借主の確保

テナントを確保できなければ、当然のことながら賃料は
一銭も得られません。
したがって、空室リスク、すなわち借主が見つからない
リスクは、是が非でも避けなければならないリスクと
いえます。
貸工場・貸倉庫には「駅から徒歩10分圏内でなくともよい」
「建物が古くても構わない」などのメリットがあるため、
マンションに比べれば、空室リスクは高くありません。
しかし、それでも景気が悪化した場合などには、テナントが
付きにくくなる可能性があるでしょう。
万が一、“借主がなかなか決まらない”ような状況に陥った
場合、その原因は、募集の仕方が悪いのか、もしくは
物件（建物）に問題があるのか、いずれかに求められるので、
それぞれに応じた対策をとることが必要になります。
具体的には、

ステップ1：募集条件を見直す
ステップ2：業種を絞ってアピールする
ステップ3：建物に着目する
ステップ4：買い換えと建て替えも検討する

の4つのステップを踏むことにより、問題を解決することが
可能となります。

次回、上記各ステップの中身について詳しく見ていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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