テナントが決まる貸工場・貸倉庫の条件~①道路付け

タープ不動産情報です。
前回テナントが決まる貸工場・貸倉庫の条件として、7つのポイントを
挙げましたが、今回からそれぞれの詳細を見ていきたいと思います。
今回見るポイントを「道路付け」です。

前面道路は広ければ広いほど良い

貸工場・貸倉庫は、基本的に業務目的で利用され、自動車の活用を想定
しているために道路付けの善し悪しが非常に重要となります。
まず、自動車の出し入れのしやすさを考えれば、前面道路は広いに越した
ことはありません。できれば最低でも6メートルはほしいところです。
また、出入りできる道路の数は、多ければ多いほどベターなのは言うまでも
ありません。特に、建物の前と後の両面それぞれに道があり、しかもその
2つの道路に高低差があるような場合には、“1階”が2つになることから、
物件の価値が一段と増すことが期待できます。貸工場・貸倉庫は、2階より
1階の方が利便性が大きいので、より高い賃料で貸し出すことが可能に
なるからです。

なお、道路に関して注意を促しておくと、住宅街の場合には、自動車の通行に
何らかの制限が課されることがあります。とりわけ、近隣に学校があり通学路
として利用されているエリアは、朝、夕の通学時間になると車が出入りできなく
なるおそれがあります。また、商店街の場合には、夕方の買い物時間などに、
大型車両の通行が禁じられることもあります。
このように、交通制限のあるエリアでは自動車が使いづらくなるので、頻繁に
車を利用する業種からは敬遠されるかもしれません。

次回は②駐車場の面積についてお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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