テナントが決まる貸工場・貸倉庫の条件~③天井の高さ
タープ不動産情報です。
前回に続き、今回もテナントが決まる貸工場・貸倉庫の条件として挙げた
7つのポイントの詳細をお伝えします。今回は「天井の高さ」を取り上げます。
天井は高ければ高いほどほど良い
駐車場と同じく、天井も高ければ高いほど使い勝手が良くなり、その結果、
幅広い業種がテナントになる事が期待できます。
たとえば、2階建ての場合には、1階、2階それぞれの天井について十分な
高さがあるのかをチェックします。
まず、1階部分については、4.5~5メートルあれば、おおむねどのような用途
にでも利用することが可能となるはずです(できれば最低でも3メートルの
天井高は確保しておきたいところです)。
一方、2階部分については、事務所や小規模な倉庫として使われるケースが
一般的です。そのため、1階ほどの天井高は不要でしょうが、それでも
2.5メートル程度はほしいところです。
いずれにせよ、2階建ての場合に重要になるのは1階の天井の高さです。1階
の天井高が低い物件はテナントが付きにくくなるおそれがあります。反対に、
5メートル以上の高さがあれば積極的なアピール材料となるので、借り手がより
見つかりやすくなるはずです。
高くても低くすることはできるが、逆は不可能
ちなみに、「スーパーで陳列する商品に値札を張る作業所として利用するので、
天井は低くても構わない」などというように、天井高には特にこだわらない
テナントもいます。また、「冷暖房費を節約したいので、むしろ天井は低い
方が良い」と要望してくるケースもあります。
実際、ジプトンなどの化粧石膏ボードを使って天井を低くすることは簡単に
できます。
しかし、その逆、すなわち「低い天井を高くする」ことは困難です。
「大は小をかねる」といいますし、テナントのほとんどはまず間違いなく
高い天井を好むはずです。したがって、やはり天井の高さについては、安易に
妥協しないことをお勧めします。
なお、入り口のシャッターの開口も大きめのものにしておくと、さらに使い勝手
がよくなるので、テナントにより好まれる物件となるでしょう(もっとも、
シャッターの大きさは後から変えることが十分に可能です)。
次回は④用途地域の種類お伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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